JS3SMTの1200MHz奮闘記

完全不定期なのでヨロシクお願いします。

反射による伝搬ルート

その昔、姫路市のOMが1200MHzで西向けのオンエアーミーティングのキー局を

している時に四国の石鎚山方向にアンテナを向けて、その反射で山口県や福岡県とも

交信出来ると言ってました、もっとも姫路の局は3mのパラボラを使っているので

キー局が、むやみにアンテナを動かすと遠方の局が聞こえなくなってしまい

今みたいな連絡用のSNSも普及していなかったので、比較的広域に使える四国反射を

使用していたそうです。

最初は私も半信半疑でしたが、アンテナを四国方向に向けると、確かに山口県の局と

交信が出来ました、しかも、その時はダイレクトよりQSBが少なく安定しています

最近の実験で分かったのですが冬場は四国反射で夏場はダイレクト方向が良いようです

ちなみに、交信している山口の局は神戸からダイレクトで257°四国反射は242°です

東方面でも同じような場所があって奈良の大台ヶ原方向に向けると静岡県の局と

QSBの少ない安定した交信が出来ます、ただ、これは1200MHzでの話で

2400MHzでは、同じ静岡の局と交信する時は、この反射が使えず2400MHzでは

ダイレクト方向での交信に、なりました。 先日のブログにも書きましたが

430MHzでは山口の局と四国反射での交信は出来ていません

今の所、深堀はしていませんが、周波数によって反射角が違うのか?1200MHzで

反射交信が出来たからといって他の周波数で必ず同じ角度で交信出来る訳では

ないようです、お互いに少しずつアンテナ角を変えて実験する気の遠くなるような

トライ&エラーをすれば他の周波数でも反射交信が出来るのか分かりませんが

さすがに私の興味だけで相手の局を巻き込めないので無理かな?

反射交信のデーターが取れたら、もう少し詳細を書こうと思います。