1200MHz帯って昔からですが運用されている方が430MHz帯に比べても
圧倒的に少ない感じがします、気候が良い日曜日の午前中の430MHz帯は
メイン前後は空きチャンネルがなくて1200MHzでは起こらないと思っていました
でも今年のニューイヤーパーティでは1200MHzも結構賑わってたので運用できる
方は、そこそこいると思います、ただ運用に関してヒントになるような
1200MHzの記述を調べても少なく、その電波伝搬も深堀している方は
少ないのでは?(ネットを調べきれなかっただけかもしれませんが)なので
今年も1200MHzで私が経験した事や思った事を中心に書いていきたいと
思っています、但し!マニアックな私見なので温かい目で見て頂ければ幸いです。
早速、遠距離交信に偏ったマニアックな話になりますのでご了承ください。
1200MHzは八木やループなどの指向性のアンテナを使いSSBが運用できれば
交信距離が飛躍的に上がります、これって他のバンドでも当たり前なんですが
430MHzに比べると1200MHzのアンテナはコンパクトなので設営が楽です
実際6エリアの移動局や固定局と10エレ~18エレで3エリアと交信しています
一体どんなテクニックを使ってるんだろうと思う方もいると思いますが
実は凄くシンプルで最も有効なのは移動場所のチョイスです
不特定多数の方と交信したい場合は、やはり標高のある山などが良いのですが
標高の高い山でも周りに木々があって見通しの良くない場所はNGです
逆に標高が0mでも見通しさえ良ければ遠方まで飛んでくれるようです。
もし?スケジュールなど交信局が決まっているなら交信局側に
見通しの良い場所は正解です、なので標高に拘らず海岸沿いなどの見通しの
良い場所も選択肢の1つです、とにかく見通しの良いが重要になります
もちろん、標高が高くて見通しの良い場所は最高の選択肢と言えますが
近年、こういった場所は無線の運用がNGになっている事が多くなっています。
さらにマニアックな話になります、遠距離交信は交信には違いはないのですが
双方でラグチュー的な交信は、なくコールサインとレポートのみのやり取りが多く
中には、これって交信なの?と思われる方もいますが、立派な交信です、もちろん
出来るなら余裕のある交信をしたいですが、遠距離交信ではそういった、やり取りは
コンディション次第ですが、最低限のやり取りしか出来ない場合が殆どなので
一瞬の浮きで素早くコールとレポートのやり取りをします
交信出来る時間は数秒から十数秒なんてのは珍しくないのでなので、送受信は
短くが基本です、相手の声が良く聞こえているのにマイクが回ってきた時には
もう落ちている、なんてことは日常茶飯事なので、電波の浮きあがりのタイミングを
見逃さない事が鉄則です。
一体何が楽しいの?と思われる方もいるかもしれませんが、自分の送信した電波が
どれくらい飛ぶのかは、興味が尽きないと思いますし、数百キロ離れた局と
交信出来た時の楽しさは、ローカル交信とは、また違った楽しさがあります
反射交信なども結構有効ですが長くなるので詳細は今度にさせて頂きます。