これに関しては賛否両論あるので少しばかりの知識と経験談などを記載します
ただ技術的な面はさっぱりなので少し勘違いの部分もあるかもしれませんが、ご了承下さい。
ちなみに私はプリアンプ使用には肯定派です、これは私がUHF帯という
アマチュア無線では少し高い周波数帯を主に運用しているからだと思います
実際プリアンプはUHF帯で遠距離交信をしている多くの方が使用しているので
やはり、それだけ効果は、あるって事ではないでしょうか?
使用している人には周知されている同軸で失われる受信ロスを減らせて
聞こえにくかった信号が聞こえるようになったという方も多いと思います
古い無線機を使用している方はプリアンプのゲインや使用しているデバイス
次第ですが無線機自体のNFも改善させるので最新の無線機にも匹敵する
受信感度になると言われています。
ただ、その扱いには注意点も多くプリアンプを入れたことによって色々な弊害が
出てくるのも事実です。
その1つが昆変調です、プリアンプ使用中に近くの局が同じ周波数に出てくると
遠方の交信相手が聞こえなくなる事がありプリアンプを切ると
昆変調はマシになるけど相手局が聞こえにくいというジレンマが起こります
まぁプリアンプで受信電波を何千倍まで増幅しているので仕方ないです
なのでカラSもプリアンプが起こす現象の1つですが、どの程度までなら
許容出来るか?ですね、聞こえるなら59++のカラSでもOKってのは個人的には
賛同しかねます、私の所の環境では実際トリマーで調整してゲインを落として
聞き比べをしても大差はない感じです。
他はコネクターやリレーが増えるので送信ロスでパワーが出にくくなった。
プリアンプによっては強制スタンバイの線や、デバイスを守るために
送受信の遅延回路が必要など。
ローカル局はプリアンプを入れることによってSWRが高くなって使用が
難しくなっていました。
これは私の経験談ですがアンテナ直下にセットすると何故か聞こえなくなり
プリアンプをOFFにすると聞こえるので故障かと思い販売店で見てもらうが
異常なし、でも再度セットしたら、やっぱり聞こえないという症状でした
発信していたのか?はっきりした原因は分かりませんでしたが、対策で
プリアンプから無線機迄の同軸の長さを変えると改善したと言うケースです。
言い出せば色々出てきて、及び腰になる方もいます
それでも使っている方が多いのは、アマチュア無線家の根幹である
「交信相手の声を聞きたい」ではないでしょうか?